2008年9月27日

メコン川

 ラオスといえば、メコン川。タイとの国境を流れるイメージですが、ラオスの国土に入るそうです。残念ながらサラワン県にメコンはないので、他県で撮った写真をご紹介。
 花の写真は、サラワンの上にあるサワンナケート県で。向こう岸にタイが見えます。メコン川の上に建つレストランでパシャリ。
 もう1枚は、サラワンの下、チャンパサック県の都市パクセーで、メコン川沿いを散歩していたときにパシャリ。子どもたちが、たかーい木からメコン川へと飛び込んで遊んでいました。危ない?と思いましたが、小さいころから慣れている彼らは、するするっと木にのぼり、ときには「サルのまね!」と木の上で動いて私に見せてくれるほどのサービス、ゆとりぶり。とっても楽しそうでした。

2008年9月26日

仕事の話を・・・




 写真は通勤路(自転車で約15分)と職場の部屋、私の机です。机の敷物はサラワンの伝統工芸である、カラフルで美しい織物です(「2008年サラワンの思い出」という意味の字をつづってくれました)。

 サラワン教員養成学校は、職員数79名、学生数1100名という大きな学校です。ラオス全国で3校あるティーチャーズトレーニングスクール(TTS)のうちの1校で、南部で唯一なので、他県からも学生が集まり、敷地内の寮で生活しています。

 今日は、数多くある教科のうち、私が関わるものをピックアップして、授業観察の時間割を作りました。1日に4~6時間授業を見てラオスの教育を学ぶとともに改善点を探ったり、近隣の小学校を訪問して改善点を探ったりします。教科は、算数指導法、理科指導法、複式学級の指導法、村の教育について、教育技術、教育実習などのをそれぞれの学年から選びました。大きくこれからの活動をまとめると、主に算数の指導法、理科の教具開発、近隣の小学校の改善点の報告の3点です。そして、これらの活動を通してラオスの教育の現状を知り、3ヵ月後にはより具体的な活動を計画していくのが今の目標です。

昼食をおよばれしました



 今日は同僚の女の子が昼食のために家へ誘ってくれたので、学校の敷地内にあるその子の家にお邪魔しました。一緒にラオスの代表的料理「タムマクフン(パパイヤを主に、唐辛子やラオスの調味料をあえてたたいたサラダ)」を買いにいき、家に帰ると、これまたラオス料理「カオニャオ(もち米)」(おいしい)と、牛肉のスープ(初めて食べましたがすごくおいしかった!名前を忘れてしまった・・・)も用意してあり、感激☆
 ほかの先生も集まって、5人でわいわい食卓を囲みました。おいしくてついついたくさん食べてしまいます。ラオス料理は基本的に辛いです。酸味があることも。そこが癖になるのかなあ。 
 写真はタムマクフン屋さん。こういった小さいカメのようなものに、細く切ったパパイヤ(マクフン)と調味料などを入れ、木の棒でたたく(ラオス語で「タム」)ので、「タムマクフン」という名前です。たたく様子がまさに「タムタムタム・・・」という感じで、上手に言い表しているなあと思います。

2008年9月25日

電気代の支払いへ




 今日は同僚のラオス人の女の子と電気代の支払いへ。ひと月で、9万キープ(約1080円)。ちょっと使いすぎました・・・。発熱のときや、引越しで猛暑のときもけっこうクーラーを使いましたし・・・。今月は、5万キープを目標に節電だ☆このサラワン電力局の副局長さんは、私の貸家の大家さんです。

 もう1枚の写真は、左が前回書いた「バナナチップ」です。このカップ一杯で、500キープ(約6円)。すっかりファンです。その隣は、首都ビエンチャンの市場「タラートトンカンカム」でだけ買えるという「ハイビスカスティー」の花。赤くて酸味があるおいしいお茶です。普段は麦茶か、このお茶を飲んでいます。ビタミンもとれますしね。ちなみに、麦茶はラオス人にも「香ばしくておいしい!」と人気です。なんだかうれしい☆

2008年9月24日

おいしいものがいろいろ・・・






 今日食べたものは・・・って、食べ物の話ばかりな気がしますが・・・。

 カオチー(パン)といって、フランスパンの事を指します。小さいフランスパンに、「サイノム」と言うと練乳をはさんでくれて、「パテ」と言うと肉や野菜をはさんだサンドイッチにしてくれます。どちらもおいしくて、安いので(日本円で12円くらい)、よく買います。

 写真はタラートのカオチー屋さん。おいしいです☆他に、カオチーの屋台が町を回っているので出会えたときに買います。何度か買うと、店のおじさんが顔を覚えてくれたようで、今日は話しかけてくれました。

 それから!サラワンにはないとあきらめていた肉まん屋さんを発見!今日のお昼にわけあって2回も行ったので、ここでもおじさんが話しかけてくれました。肉まんが食べられてうれしいです。

 サラワンでのファーストフード的なものは、これらかな、と思います。

 バナナチップスもよく売られていて(サラワンにはバナナ畑が多い)、それも気に入っています。サラワンは、果物や手作り風のお菓子がおいしくてお得です☆

「タラート」


 今日はタラート(市場)を紹介します。

 ラオスの人々は主にタラートで、野菜や魚肉、日用品を買います。
 タラートに足を踏み入れると、売り手と買い手のにぎやかな声が飛び交っています。

 休日にのんびり見て回りながら、売り手と話したり、まとめて買うときに値段交渉をしたりするのが、まだまだつたないラオス語ですが、楽しいひと時です。

 タラートには、日本では見かけない食材もあります。こおろぎやイタチなど。初めはびっくりしましたが、それらは肉や魚が多く手に入らないラオスの人々にとって大切な栄養源でした。

 あるとき、ラオス人との食事のときに、こおろぎのから揚げや牛の脳みそを食べる機会がありました。おじけづいていると、ラオス人が「これはたんぱく質やビタミンが多くて体にいいから、食べてみて。」と勧めてくれます。勇気を出して食べてみると、こおろぎのから揚げは小エビのから揚げのようにこおばしいし、牛の脳みそは白子のような食感でした。ラオスの人々は、工夫して調理し、おいしく食べていたのです。

 自分の国の文化にない食べ物だからといって、変だなあとか食べられないと決めずに、現地の人の生活を見て、一緒に食べてみると、見方が変わりました。食べ物に限らず、習慣や考え方など、決めつけて見てはいけないなあ、と感じた出来事でした。

2008年9月21日

今日の昼食はひさしぶりに・・・


今日は、久しぶりにパスタが食べたい気分に。

シーチキンとキャベツとにんじんと海苔と・・・、和風スパを作りました。

しょうゆの香りに心が落ち着くとき、「私は日本人だなぁ☆」と感じます。

あとは・・・お風呂につかりたくなるときかなぁ(笑)


さて、私は今、ラオスの南部サラワン県に住み、サラワン教員養成学校で働いています。

算数の指導法を担当している先生に日本の算数の教科書や数図ブロックを紹介すると、興味をもってくれたので、明日の授業で学生に紹介することになりました。