2008年9月26日

仕事の話を・・・




 写真は通勤路(自転車で約15分)と職場の部屋、私の机です。机の敷物はサラワンの伝統工芸である、カラフルで美しい織物です(「2008年サラワンの思い出」という意味の字をつづってくれました)。

 サラワン教員養成学校は、職員数79名、学生数1100名という大きな学校です。ラオス全国で3校あるティーチャーズトレーニングスクール(TTS)のうちの1校で、南部で唯一なので、他県からも学生が集まり、敷地内の寮で生活しています。

 今日は、数多くある教科のうち、私が関わるものをピックアップして、授業観察の時間割を作りました。1日に4~6時間授業を見てラオスの教育を学ぶとともに改善点を探ったり、近隣の小学校を訪問して改善点を探ったりします。教科は、算数指導法、理科指導法、複式学級の指導法、村の教育について、教育技術、教育実習などのをそれぞれの学年から選びました。大きくこれからの活動をまとめると、主に算数の指導法、理科の教具開発、近隣の小学校の改善点の報告の3点です。そして、これらの活動を通してラオスの教育の現状を知り、3ヵ月後にはより具体的な活動を計画していくのが今の目標です。